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乙4のよくある質問|過去問・電卓・試験日・科目免除・免状まで

資格3分 編集部|2026年11月8日 更新

よく聞かれることの答えを先に:乙4はだれでも受験でき、試験日は都道府県ごと、受験料は5,300円。試験は35問で科目ごとに60%以上なら合格です。電卓は使えません。過去問は消防試験研究センターが一部を公開しています。

乙4(危険物取扱者 乙種第4類)について、受験前から合格後までによく出る疑問をまとめました。回答は、試験を実施している一般財団法人 消防試験研究センターの案内と、消防法などの法令にもとづいています。制度は変わることがあるので、申し込む前には公式サイトでも確認してください。

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受験について

Q. 乙4はだれでも受験できますか?

はい。乙種と丙種には受験資格がなく、年齢・学歴・実務経験に関係なくだれでも受験できます。国籍も問われませんが、問題文は日本語のみです。 試験の全体像は乙4の試験概要にまとめています。

Q. 試験日はいつですか?年に何回ありますか?

試験日と回数は都道府県ごとに決められていて、全国共通の試験日はありません。消防試験研究センターの「試験日程(全国一覧)」で、受けたい都道府県の日程と受験申請の受付期間を確認してください。

Q. 住んでいる県以外でも受験できますか?

できます。居住地にかかわらず、希望する都道府県で受験できます。申請は受験したい都道府県の消防試験研究センター支部(東京都は中央試験センター)に行います。

Q. 受験料はいくらですか?

乙種の試験手数料は5,300円(消費税非課税)です。甲種は7,200円、丙種は4,200円です。一度払い込んだ手数料は返還されません。

Q. 申込みはどうすればいいですか?

消防試験研究センターのホームページからの電子申請と、受験願書による書面申請があります。電子申請は受付期間中24時間申し込め、手数料はクレジットカードやコンビニ払いなどで払えます。センターは令和10年度から受験申込みを原則として電子申請のみにする予定と案内しています。

Q. 不合格だったら、次はいつ受けられますか?

次の試験日の受付期間内であれば申し込めます。試験日は都道府県ごとに決まっているので、ほかの都道府県の日程も含めて探すと、早めに再挑戦できることがあります。なお、同じ試験日に同じ種類の試験を2回以上受けることはできません。

Q. 同じ日に乙4とほかの類を一緒に受けられますか?

複数の類を同時に受験することはできますが、取扱いは支部によって異なります。事前に受験する都道府県の支部に確認してください。

試験の中身について

Q. 試験の科目と問題数は?

危険物に関する法令15問、基礎的な物理学及び基礎的な化学10問、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法10問の、合計35問です。五肢択一のマークカード方式で、試験時間は2時間です。 科目ごとの要点は法令・物理・化学・性質・消火の各ページで確認できます。

Q. 合格基準は何点ですか?

試験科目ごとに60%以上の正解で合格です。乙4では、法令9問以上、物理・化学6問以上、性質・消火6問以上が必要で、1科目でも届かないと不合格になります。

Q. 電卓は使えますか?

使えません。試験会場では、電卓、定規類、スマートフォン、携帯電話、スマートウォッチなどの使用は認められていません。持ち物は、写真を貼った受験票、HBかBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴムです。

Q. 途中で退室できますか?

試験開始から35分間は退室できません。それ以降の扱いは、当日の係員の説明に従ってください。

Q. 過去問は公開されていますか?

消防試験研究センターが「過去に出題された問題」として、乙種第4類を含む種類ごとに問題の一部をPDFで公開しています。著作権はセンターにあり、個人の学習のための印刷などは認められていますが、無断の複製や転用はできません。センターは問題集の出版や受験講習は行っていません。 資格3分の乙4ドリルの問題は、公開された過去問の転載ではなく、すべてオリジナルです。

Q. 勉強時間はどのくらい必要ですか?

公的な統計はなく、理科が得意かどうかや実務経験で大きく変わります。科目ごとに6割が必要な試験なので、時間の量よりも、毎日少しずつ問題を解いて苦手科目をつくらないことが大切です。 進め方は乙4の勉強法で紹介しています。

Q. スマホだけで勉強できますか?

できます。乙4は選択式の試験で、出題の中心は法令の数字や物質の性質の暗記です。要点をまとめたページで全体をつかみ、問題を少しずつ解いて、まちがえた問題を解き直す流れなら、スマホだけで進められます。本番の形式に慣れるために、試験前に一度は公式の過去問PDFを時間を計って解いておくと安心です。 資格3分の乙4ドリルは1回5問・約3分で、まちがえた問題を間隔をあけて自動で出し直します。

Q. 物理・化学が苦手でも合格できますか?

物理・化学は10問中6問以上で合格ラインに届きます。出題の中心は燃焼の三要素、引火点と発火点、燃焼範囲、静電気、消火の方法などの用語の意味で、難しい計算は多くありません。先に法令と性質・消火を固め、物理・化学は頻出の用語から押さえるのがおすすめです。 要点は物理・化学の要点まとめにあります。

Q. 乙4の合格率はどのくらいですか?

消防試験研究センターの公表値では、令和7年度の乙種第4類は受験者222,545人、合格者71,059人で、合格率は31.9%です。 10年分の推移は乙4の難易度と合格率にまとめています。

合格後・免状について

Q. 合格はどうやって分かりますか?

正式な合格発表は、合格者への試験結果通知書と、所定の場所での受験番号の掲示で行われます。ホームページでの合格発表は受験者へのサービスとして行われています。試験結果通知書には合否と科目ごとの正答率が記載され、受験者全員に送られます。

Q. 合格したらすぐに危険物を扱えますか?

合格しただけでは免状は届きません。受験した都道府県の支部(東京都は中央試験センター)に免状の交付を申請します。新規交付の手数料は2,900円です。免状は都道府県知事が交付し、全国で有効です。

Q. 免状に有効期限はありますか?

免状そのものに更新の手続きはありませんが、免状の写真は撮影から10年で書換えが必要です。また、危険物の取扱作業に従事している人は、定期的に保安講習を受けなければなりません。 数字の覚え方は乙4の語呂合わせでも紹介しています。

Q. 引っ越しをしたら免状の書換えは必要ですか?

住所が変わっただけなら書換えは必要ありません。氏名や本籍地の都道府県が変わったときや、写真が10年を経過するときに書換えが必要です。

ほかの種類との違い

Q. 丙種と乙4はどう違いますか?

丙種が扱えるのは、ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油・潤滑油・引火点130℃以上のもの)、第4石油類、動植物油類に限られ、資格のない人の作業に立ち会うこともできません。乙4は第4類の危険物すべてを扱え、立会いもできます。

Q. 乙4を持っていると、ほかの類は受けやすくなりますか?

はい。乙種の免状を1つ以上持っていれば、別の類を受けるときに法令と物理・化学が免除され、性質・消火の10問だけを35分で解きます。免状は全国共通なので、別の都道府県で受けても免除を使えます。

Q. 甲種を受けるにはどうすればいいですか?

甲種には受験資格があります。化学に関する学科を卒業した人、化学に関する授業科目を15単位以上修得した人、乙種の免状を取ってから2年以上の実務経験がある人、決められた組み合わせで乙種の免状を4種類以上持っている人などが受けられます。

Q. 乙4はどんな仕事で役立ちますか?

ガソリンスタンド、タンクローリーの運転、工場やプラント、危険物倉庫、ビルや工場の設備管理など、ガソリンや灯油、重油などを扱う職場で役立ちます。 詳しくは乙4の仕事と現場で役立つ資格おすすめへ。

まとめ

乙4は受験資格がなく、好きな都道府県で受けられ、科目ごとに6割を取れば合格できる試験です。疑問が解けたら、あとは毎日少しずつ問題にふれるだけ。資格3分のドリルは1回5問・約3分で、まちがえた問題を自動で出し直します。

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出典:一般財団法人 消防試験研究センター「よくある質問(危険物取扱者試験)」「危険物取扱者試験」「受験資格」「試験科目及び問題数」「試験の方法」「受験の申請」「注意事項」「過去に出題された問題」「免状の交付・書換え」「令和7年度 試験実施状況」、e-Gov法令検索「消防法」「危険物の規制に関する規則」(第49条)。2026年11月8日に確認。