🔥 乙4 物理・化学の要点まとめ
本試験は10問。6割(6問)以上で合格ライン。燃焼と消火が中心です。
燃焼のしくみ
燃焼の三要素:可燃物・酸素供給源・点火源。1つでも欠ければ燃えない。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 引火点 | 火を近づけると燃えるだけの蒸気が液面上にできる最低の液温 |
| 発火点 | 火を近づけなくても、加熱だけで燃え出す最低温度 |
| 燃焼範囲 | 燃える蒸気の濃度の範囲(vol%)。下限より薄くても上限より濃くても燃えない |
危険なのは:引火点・発火点が低い、燃焼範囲が広い、下限値が低いもの。
| 燃え方 | 例 |
|---|---|
| 蒸発燃焼 | ガソリン・灯油など液体(出てきた蒸気が燃える)、硫黄 |
| 表面燃焼 | 木炭・コークス(表面で炎を出さずに燃える) |
| 分解燃焼 | 木材・紙・石炭(熱で分解したガスが燃える) |
- 燃えやすい条件:酸化されやすい、空気との接触面積が大きい、発熱量が大きい、熱伝導率が小さい、乾燥している。
- 自然発火:乾性油は酸化熱がたまって発火する。
- 不完全燃焼で出る一酸化炭素は無色無臭で有毒、しかも燃える。
- 粉じん爆発は粒子が細かいほど起きやすい。
静電気
- 電気を通しにくい物(不導体)ほどたまりやすい。ガソリンや灯油は不導体。
- たまりやすい条件:乾燥(湿度が低い)、流速が速い、合成繊維の服。
- 対策:接地(アース)、流速を遅く、湿度を上げる、木綿の服・導電性の靴。
物質と変化
- 物理変化(状態だけ変わる):融解・蒸発・昇華など。化学変化(別の物質になる):燃焼・さび・中和など。
- 単体(酸素)・化合物(水・二酸化炭素)・混合物(空気・ガソリン・灯油)。
- 同素体:酸素とオゾン、ダイヤモンドと黒鉛。
- 酸化=酸素と結びつく(水素・電子を失う)。還元はその逆。
- pH7が中性、小さいほど酸性。酸+塩基→塩+水が中和。
- 潮解=空気中の水分で溶ける、風解=結晶水を失って粉になる。
熱と気体の計算
熱量(J)=比熱×質量×温度差。水100gを10℃上げる:4.2×100×10=4,200J。
- 熱の伝わり方:伝導(物の中)・対流(液体や気体の流れ)・放射(太陽の熱)。
- ボイルの法則:温度一定なら体積は圧力に反比例。シャルルの法則:圧力一定なら体積は絶対温度に比例。
- 沸点は外圧が高いほど高くなる。蒸気比重が1より大きい気体は低い所にたまる。
消火の方法と消火剤
| 方法 | やり方 | 例 |
|---|---|---|
| 冷却消火 | 温度を下げる | 水(比熱・蒸発熱が大きい) |
| 窒息消火 | 酸素を断つ・薄める | 泡・二酸化炭素・乾燥砂 |
| 除去消火 | 燃える物を取り除く | ガスの元栓を閉める |
| 抑制消火 | 燃焼の連鎖反応を止める | ハロゲン化物・粉末 |
| 消火剤 | 普通(A) | 油(B) | 電気(C) |
|---|---|---|---|
| 水(棒状) | ○ | × | × |
| 強化液(霧状) | ○ | ○ | ○ |
| 泡 | ○ | ○ | × |
| 二酸化炭素 | × | ○ | ○ |
| りん酸塩類の粉末 | ○ | ○ | ○ |
二酸化炭素は密閉した場所では人の酸欠に注意。